2020年7月3日金曜日

Corealithus coreanus (Paik, 1991)


キレオビウラシマグモ


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キレオビウラシマグモCorealithus coreanus♂。
2020年5月撮影。
湿地の地表に堆積した単子葉草本の下に多産していた。

本種はPhrurolithus属の一種として記載された後Otacilia属に移されたが、この度Kamura(2021)により新属Corealithusに移動した。

本属の属徴は以下の通り。
・第一、二脚腿節は前側面に棘を欠く
・♂触肢はカマ状のretrolateral tibial apophysisを有する
・栓子と指示器は互いに隣接する
・外雌器の開口部は前方に位置する
・内部生殖器の膜質嚢はPhrurolithusOtaciliaに比べて小さい

同個体。

キレオビウラシマグモ♀。
2020年5月撮影。

引用文献
Kamura T. 2021. Three new genera of the family Phrurolithidae (Araneae) from East Asia. Acta Arachnol., 70(2): 117-130.

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