2017年12月9日土曜日

Dictis striatipes L. Koch 1872


ヤマシログモ


▶Back to Scytodidae

ヤマシログモ亜成体。

国内では本州から南西諸島にかけて広域から記録されているが、採集例は乏しい。
明色タイプと暗色タイプの二型がおり、写真の個体は明色型。
腹部の斑紋は左右で分離せず横条をなす(須黒 2019)。

写真の個体は畑脇の落葉下に潜んでいた。

同個体。

ヤマシログモ♂。

ヤマシログモ♂触肢。
先端部に短い分岐と三角形の薄片突起を備える(図中矢印、小野 2009、須黒 2019)。


引用文献
小野展嗣 (編) 2009. 日本産クモ類. 東海大学出版会, 739pp. 
須黒達巳 2019. ヤマシログモDictis striatipes は同定できる. Kishidaia, 116:1-3.






0 件のコメント:

コメントを投稿