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2021年8月24日火曜日

Desis japonica (Yaginuma 1972)


ヤマトウシオグモ


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ヤマトウシオグモDesis japonica♀
沖縄島にて。

サンゴ礁の潮間帯に生息するクモ。
本州、九州および南西諸島の沿岸部から記録されている。

転石の窪みなどに住居を作り、満潮時は空気をため込んだまま水没する。
潮が引くと、岩の上を徘徊して餌を探す。

分布は局所的であり、採集記録は多くない。
 沖縄県RDB:絶滅危惧ⅠA類 (CR) 
環境省RDB:情報不足 (DD)

ヤマトウシオグモ♂。

同個体拡大図。上顎が顕著に長い。

ヤマトウシオグモ幼体。

引用文献
 佐々木健志 2017. 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物第3版. 動物編. 3.10. クモ形類. p402-403.



2018年9月23日日曜日

Badumna insignis (L.Koch 1872)


クロガケジグモ


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クロガケジグモBadumna insignis♀。
2019年6月、茨城にて。

本種はオーストラリアやニュージーランドに分布する種であり、日本国においては1960年代に侵入した外来種として認識されている(Yaginuma 1967)。
これまでの北限は千葉県であったが、今回新たに茨城県で発見された。

クロガケジグモ♀。
2018年7月、静岡にて。
第四脚で篩板糸を紡いでいる。

クロガケジグモ♀。2018年7月、静岡にて。
体色が明るい個体。

クロガケジグモのボロ網。
2019年6月、茨城にて。

引用文献
新海 明・安藤昭久・谷川明男・池田博明・桑田隆生 2018. CD 日本のクモ ver. 2018. 著者自刊
Yaginuma, T. 1967. Revision and new addition to fauna of Japanese spiders, with
descriptions of seven new species. Literary Department Review, Otemon Gakuin
University, Osaka 1: 87-107.



2017年12月23日土曜日

Badumna longinqua (L.Koch 1867)


ハルカガケジグモ


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ハルカガケジグモBadumna longinqua♀。
2019年5月、茨城にて。
本種はオーストラリア東部を原産地とするクモであり、日本国においては外来種として認識されている。国内の産地としては埼玉、東京、静岡、愛知、岡山、愛媛の6件が挙げられ(新海ら 2018)、今回茨城でも新たに記録された。
発見された個体はいずれも港のマリーナ周辺のフェンスに造網していた。

ハルカガケジグモ♀。
2019年5月、茨城にて。
同属のクロガケジグモに似るが、本種の方が体色が明るい(体表に白毛が目立つ)ような印象がある。ただしクロガケジグモにも明色個体がみられるため注意が必要。

ハルカガケジグモ♀。
2019年8月、茨城にて。

ハルカガケジグモ♀の顔面。
2019年8月、茨城にて。

ハルカガケジグモBadumna longinqua♀。2017年3月、静岡にて。

(1)ハルカガケジグモ♀背面図、
(2)外雌器。
Scales=5mm(1), 0.5㎜(2)

ハルカガケジグモのボロ網。

引用文献
新海 明・安藤昭久・谷川明男・池田博明・桑田隆生 2018. CD 日本のクモ ver. 2018. 著者自