スズミグモCyrtophora ikomosanensis♀。
2018年7月、茨城にて。
樹間に巨大なドーム状の網を張るコガネグモ科の一種。
近年分布域が北上傾向にある。
南方系の分布を示す。
スズミグモ♀。
2019年8月、茨城にて。
同個体背面図。
スズミグモ♀。
2020年8月、茨城にて。
同個体。
網上部にはジョロウグモ幼体が侵入していた。
スズミグモのドーム絹網。
2019年8月、茨城にて。
スズミグモのドーム絹網。
2019年9月、茨城にて。
スズミグモのドーム絹網。
2020年8月、茨城にて。
ドーム絹網の拡大図。
網目が格子状になっている。
造網中の幼体。
2019年8月、茨城にて。
ズミグモの網は粘性糸を欠いており、網の中央から外縁に向かって無粘性糸をらせん状に張っていく。この際、縦糸を付加する行動も確認できる。
これらの行動は、網の中央から外側に向かって展開される「こしき」作成行動の延長であると解釈できる(新海 2016)。
スズミグモ♂。
2019年8月、茨城にて。
♀に比べて小さい。
同個体。
引用文献
新海明 2016. 中平清先生遺稿「土佐のクモ」(2)スズミグモのヨコ糸は足場糸かこしき糸か. Kishidaia, 108: 9-15.
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