2019年1月1日火曜日

ボカシミジングモ

ボカシミジングモYaginumena castrata♀。
2018年6月、茨城にて。
クロオオアリを摂食していた。

本種はクロオオアリなどの大型種やトビイロケアリなどの比較的小型な種を捕食する。
一度に摂食する餌は1個体であることが多い(梅田ら 1996)。

クロオオアリを捕食するボカシミジングモ幼体。
2020年5月、茨城にて。

引用文献
梅田泰圭・新海明・宮下直 1996. アリを専食するミジングモ属(Diopena)3種の餌構成. Acta Arachnol., 45: 95-99.


1 件のコメント:

  1. 六甲学院生物部の者です。
    参考文献ですが、「アリの巣の生きもの図鑑」p.137に近縁種ヤギヌマミジングモの集団摂食の写真が掲載されており、解説に「前種(ボカシミジングモ)でも同じ生態が見られるが、不思議なことにクモ同士で1つの餌を巡り争う様子は見られない。(小松)」とあります。

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