ケナガサラグモOilinyphia peculiaris♀。
2017年3月、奄美大島にて。
胴部が黒紫色に輝く、美麗かつ微小なサラグモ。
薄暗い林内に棲息し、主にヘゴの樹皮面の窪みに天幕網を張る。
クモは網の裏側に待機しており、落下してきた虫を袋越しに咬みついて捕らえる。
これまでに奄美大島、沖永良部島、沖縄島、西表島から記録されていたが、
最近になって高知県からも発見された(芹田2019a,b)。
ケナガサラグモ♀。
2019年3月、西表島にて。
ケナガサラグモと天幕網。
2019年3月、西表島にて。
引用文献
芹田凌平 2019a 高知県で採集されたケナガサラグモ. Kishidaia, 115:99.
芹田凌平 2019b 高知県で採集したクモII. Kishidaia, 115: 143-156.
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