2018年11月25日日曜日

Larinioides cornutus (Clerck 1757)


ナカムラオニグモ


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ナカムラオニグモLarinioides cornutus♀。
2018年11月、茨城にて。

水辺に多く生息。水田や湿地、用水路などにみられ、
植物の葉枝間や人工物に円網を張る。
網の一端の植物の葉に糸で隠れ家を作成し、
クモはその中に潜んでいることが多い。
夜間は隠れ家から出て網の中央に静止する。
北方系のクモであり、西日本からはほとんど記録されない。

ナカムラオニグモ♀。
2020年9月撮影。

ナカムラオニグモ♂。
2020年9月撮影。

(1)外雌器腹面図(垂体切除状態)、
(2)♂触肢側面図。
Scales=0.5mm




2 件のコメント:

  1. すみません、様々な検索をおこないこちらにたどり着きました。こちら大阪府からなのですが、西日本からは報告されていないとされるナカムラオニグモかもしれないクモが何匹もいました。写真を撮ったので見てもらうことは可能でしょうか?あまり見たことがなかったので、気になって探しておりました。

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    1. とあるゴルフ場さま

      ご質問いただきありがとうございます。
      ナカムラオニグモは大阪・奈良・京都・鳥取・岡山・香川・大分から記録がございますが、東日本に比べると例数は少ないです。

      お写真に関しては管理人のアドレス:sasaganiya1206@gmail.comまでお送りください。

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